ワクワクの瞬間/2023年2月

今、そこにあるヒント

ワクワクの瞬間

仕事のほとんどがオンラインになって3年。ほぼパソコンつけっぱなし
ということで、パソコン壊れたら仕事にならないので、今までの
サイクルより早くパソコンを買い替えることにしました。
そして届いた、新しいimac。

いやー、ワクワクします。
本体のパッケージはもちろん、小物が入っている箱ひとつひとつの
デザインが統一されて、電源を入れる前からAppleの世界観に浸れる、
浸れる。そして手のひらにはiPhone、腕にはApple Watch。
机の上にはあと2台のiPhoneが乗っていて、出張の時はMacBook、、、。
どれだけApple信者なんですか。

しかし、とことん考えられているんですよね。Apple製品。
以前も書いたことがありますが、ドリルが欲しいのではなく、
穴を開けたいんだ。というマーケティングの話もあったりしますが
カッコいいドリルで穴を開けたいんですよ。人は。
そこ、絶対に間違ってはいけない。
モノではなく体験なんてことも言われますが、いいモノを持つこと
重要な体験です。ということで、好きなものに囲まれて気持ちが上がって
きています。新しいimac。マウスもキーボードも、ケーブルさえも
デザインや色、質感が統一されていますからね。

さ、これからもうひとつ好きな世界に浸ります。

今週の一冊は今週はお休み

4月に村上春樹の新作が出るとの噂で、「騎士団長殺し」をサッと
再読しようと読み始めたら、これが良くありませんでした。
新しい発見ばかりで、じっくり読み進めていくうちにまだ第1部。
なので、来週まで味わってみることにしました。

目の前に現れた大変なことは、大きなチャンスに違いない

季節の変わり目って天候が不安定。晴天は続かないし、
気温も乱高下。体調管理が大変です。そして気づいたら
もう花粉の季節。薬もらいに行かなきゃ!なのですが、
年々ひどくなってなってきた花粉症もコロナになって
マスクをするようになって、外出することが少なくなって
目がゴロゴロ痛くて泣きそうになることが少なくなっていました。

そんなことも含めて、コロナっていう目の前に現れた大変なことは
実はチャンスだったんですよね。変化はチャンス!
大きな変化は大きなチャンス!変化は機会。機会はチャンス。
そのチャンスを掴むことができるかどうかは、その人次第。
機会は平等に訪れるけれども、受け止め方によって結果は違う。
そう考えることができるだけで、心が結構軽くなる。
心が軽くなるから、行動しやすくなる。行動するから結果が出る。
そんな循環が生まれる。その循環の起点は自分の気持ち。

だって、いくら考えても天気を変えることはできないですからね。
ということで季節の変わり目の雨も楽しんでいきましょ。

【今週の1冊】

「騎士団長殺し」
2017年 村上春樹 著 新潮社

先週の予告通り、1週間村上春樹の世界にどっぷりハマっていました。
どうしてこうも同じ小説を書き続けることができるんだろう。
「ねじまき鳥クロニクル」も「ダンスダンスダンス」も
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」もあれもこれも
みんな同じじゃないですか。
同じような世界で同じような人が、ちょっとややこしい
蘊蓄を語って、ちょっと小賢しい生き方をして、めんどくさい。
それなのにどうして新刊がこんなに楽しみなんでしょ。だってまた
同じよ。ちょっと変わった名前の主人公が、シックな服を着て
センスのある料理を手際よく作るけど、、。
そう、村上春樹を読むと、能を見たくなるのです。

H3ロケット

2月17日。日本の新しい主力ロケットになるであろうH3ロケッ
初号機の打ち上げがありました。密かに楽しみにしていたのですが
カウントダウン始まったにもかかわらず、直前に中断してしまい
ました。
さあ、これは中止か失敗か。なんてことも言われていますが、
その言葉はどうでもよくて、予定通り行かなかったことは事実。
なので、これからその事実をどのように受け止めて立て直すか。
が勝負になりますよね。新しいことにチャレンジするのだから、
1回目からうまくいかなくて当たり前。何度もチャレンジして、
データを集めて、検証して、新しい仮説を立てて、実験して、
次の機会に臨む。その繰り返しができるかどうか。
と、考えると安全装置が働いて直前に止まった(止めた)ことも
失敗だと潔く認めて、悔しい思い、ちょー悔しい思いをして
原因を徹底的に究明して、周囲はその事実を責めることなく、
しっかりと見守って応援する、知恵がある人は知恵を出して、
お金がある人はお金を出して、そして多くの人は誰彼を責めることなく、
挑戦する人を本気で応援する。
そんな姿勢が必要なのでは、と思うのです。
だって、新しいことは最初からうまくいく訳ないのだし、
成功は失敗の先にあるということを頭ではわかっていても、
実際に失敗したら、落ち込むし、気分悪いし、自信を無くしてしまう。
それでも誰かが挑戦し続けないと新しいものは生まれないし、
世の中全てが安定していてなんの不安もない社会なんて退屈でたまらないし。
ということで、H3ロケット私は精一杯応援します。
JAXAがんばれ!

【今週の1冊】

「天地明察」
2009年 冲方丁 著 角川書店

江戸時代の改暦の物語。暦を変えると言う一大事業を成し遂げた
壮大な話ではあるが、ちょっと肩透かし。新しい暦を作り上げる
わけでもなく、唐の時代にできた暦を使っていたが、800年の間
ずれてきたから改暦しようとするが、それも元で作られた暦で、
しかも日本に持ってきたから少しずれていたのを修正したという話
読み始めはなかなか面白そうだったので、これが映画になったら
どんな感じか想像していていたら、しっかりと映画になっていたの
本と映画を並行して見たのですが、映画はもっとガッカリ。
見慣れたキャストで低予算のCG。

何か新しいことをやろうとすると抵抗がないとブレイクスルーは
起こらないんだということは認識できました。

何かあるから面白い

新しい年も2ヶ月が終わり、年度末の3月。この時期は
新年度の新入社員を迎えるための新入社員フォロー研修の
季節なので、忙しいけれども毎年結構ワクワク、心が躍る月
だったりします。
4月の初々しい新入社員たちの成長を感じることができます
からね。ほんにみんな顔つきが変わり一人前のビジネスマンに
なっている。人って確実に成長しますよね。

そして、その成長のきっかけが困難なことや大変なこと
想定通り思い通りにいかなかったこと。世の中は自分の思惑と
関係なく動いているし、他人は自分と違うし(当たり前ですが)
だから常に、「何か」ある。「何か」が起こる。
その「何か」にぶつかった時に、自分で考えて、周りの人に
相談して、新しいことを学び始める。その結果、「何か」を
乗り越えて、新しい自分がそこにいる。新人の1年間って、
その「何か」に向き合う連続なんですよね。
それが、1年2年経ってくると「新しい何か」が減っていく。
うまくこなしていけるようになりますからね。
ということで、人生楽しく過ごすために、新しい何かを
見つけていきたいですね。

そのために、旅に出よう!

【今週の1冊】

「東京どこに住む?」
2016年 速水健朗 著 朝日新書

2016年、コロナ前の発行なのですが、この頃から東京集中、
その中でも都心集中が進んでいたことがよくわかります。

東京に住んでなんと35年!人生の半分以上を東京で過ごして
いたなんて。と言うことで出てくるエリアのことはよくわかるので
確かにそうだよね。と言う話ばかり。
ただ、それは2016年時点の話。なのでこのような本は時代を語る上で
とても重要だと思うのです。
30年後、50年後には歴史や風俗を語る上で大事な資料になる。
このような本は語り継がれるものではないし、再読される内容ではない。
なので、早々に絶版になってしまう運命かもしれない。
だからこそ、史料の価値を考えると図書館の蔵書になるべき本なのでしょうね。

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