38年ぶり /2023年11月

今、そこにあるヒント

38年ぶり

阪神タイガース優勝!
前回優勝が1985年。そして今年38年ぶりの優勝。
これにはとても感慨深いものがあるのです。
1985年は私が社会に出た年。そして今60歳で年齢的に
多くの同期が定年を迎えた年。
ということで、社会人生活の最初と最後を阪神が飾ってくれたのです。
これから阪神優勝のニュースが流れる度に自然と自分のビジネスを
振り返ることになるのでしょう。
それにしても1985年優勝の勢いをつけたバックスクリーン3連発の
岡田氏が今回は監督。なんかずっと一緒に頑張ってきた感じがするのです。
そしてこれで一つの時代が終わった。のかな。

時代は少しづつしかし、確実に変わっていく。
ここで一気に後進に道を委ねて、新しい時代を切り開いていく姿を
暖かく見守っていきたいですね。

なんか引退宣言みたいになっていますが、まだまだ引退しませんよ
ということで、もう一度新人に戻った気持ちになって
新しいことを始めてみようかな。

【今週の1冊】

「コリーニ事件」
2013年 フェルディナント・フォン・シーラッハ 著
坂寄進一 訳 東京創元社

まだまだ世の中知らないことだらけ。
著者はドイツの著名な弁護士。その弁護士が書いた法廷小説。
小説の中核を成すのは第二次世界大戦のことの出来事。
日本にとっての第二次世界大戦は、ほぼ太平洋戦争のことですが、
ヨーロッパではまるっきり様相が違う。
ましてや第一次世界大戦をや。
今の世界の情勢を理解するための基本的な知識が圧倒的に
足りていないことに気付かされます。
まだまだ学び続けないと。そしてできるだけ現地に足を運んで
この目で見て感じていかないと。

1年経ちました。

ちょうど1年前の11月14日の夜。脳梗塞を発症しました。
幸運にも後遺症がなく、10日間の集中治療室の入院だけで、
すぐに日常生活に戻り、再発せずに1年経ったので、
その時の状況やそれからの生活の変化を少しづつオープンに
していこうと思います。何か参考になれば。

まず、体に異変を感じたら救急車を呼ぶこと!
なのですが、いざとなったら結構ためらうものなんですね。
この状態で119番押していいのか。救急車呼んでいいのか。
なぜか逡巡してしまうもの。
そこで、#7119番!今、こんな状態なんですが、救急車呼んで
いいのか、自力でタクシーで病院に行ったらいいのか。
的確に判断、指示してくれます。
私も使いました。そして「すぐに救急車を呼んでください」と
言われて119!安心して救急車に乗ることができました。
実は、これが後遺症もなく退院できた一番の要因でした。
と書き始めたら書きたいことがたくさんありすぎでまとまらないの
入院生活からその後の生活で気をつけていることなど、
別のところでまとめようかなと。

今日はもう一つだけ。

過大なストレスがかかる仕事はやめました。
私の場合、大きなストレスがかかると呼吸が浅くなる、
時には無呼吸になることがありました。
これがサインになっていたので、呼吸が浅くなる仕事が何か
察知しやすかった。ですから、その仕事からは手を引きました。
命をかける仕事なんてないからね。命大事。

そんなことを別のところでまとめたり、このメルマガでも
時々書いていきます。

【今週の1冊】

「恋しくて」
2013年 村上春樹 編訳 中央公論新社

村上春樹が選んで訳した9つの短編ラブストーリーと村上春樹の
書き下ろしが1篇。
ちょっと足りなくなっていた村上春樹に満たされました。
本役でも村上春樹のテイストがガンガン伝わるって凄いですよね。
それが好き。
さて、人を好きになるって感覚、心の動き。不思議ですよね。
頭の中の大部分をその人が占めてしまって、他のことが手につかなくなる。
なんなんでしょうね。

という感覚を忘れてしまわないように、心を柔らかくしておかないと。

病気と働き方

1年経ちました。の続き。

脳梗塞になった時、すでに社会の働き方が大きく変わっていました
リモート勤務が当たり前、オンラインでの打合せが普通に行われる
ようになっていました。
これは病気になった身としてはとても助かりました。
脳梗塞発症後、すぐに手術を受けることができて後遺症もなく
10日余りで退院できましたが、すぐに仕事に復帰できるのかは
とても不安。初めての経験ですからね。
電車で移動は可能なのか、すぐ疲れて倒れたりしないのか、
それに脳梗塞発症後10日そこらの人と仕事をすることに
打合せの相手が困るのではないかと。
しかし、オンラインの場合はそんな心配が一切不要。
ということで、10日間の退院直後から、いや実はICUに入院中から
オンラインでの仕事は復帰していました。
ということで、ほぼ穴をあける事なく仕事に復帰することが
できたのです。

リモート勤務や移動なしでのオンライン会議の普及にとっても
多くの人が助かってるでしょう。例えば子育て世代。
さらに遠隔地で仕事をしている人や移動に時間やお金が
かかる人。もっと単純に満員電車や車の渋滞が苦手な人なども。
コロナが昔の出来事のようになりつつある今、働き方が元に戻ろう
しています。
それはとても残念で勿体無い。逆にもっともっと多様な働き方を
模索していく必要があるのではないかと思うのです。

脳梗塞発症とコロナ禍が逆だったらと思うとゾッとします。
多分こうやって仕事に復帰できていませんから。

【今週の1冊】

「贖罪」
2003年 イアン・マキューアン 著
小山 太一 訳 新潮文庫

ここに書くのは多分2回目。ここしばらく海外文学に浸りたくて
読み返してみました。大まかなストーリーが頭に入っていると
感じ方も違いますね。やっぱり。
この小説は、ダイバーシティとか女性活躍推進の観点から
深めていきたい。そんなことを感じる人は少ないだろうけれど
だからこそ。
13歳の少女がなぜウソをつくのか。どうして周りの大人は誰一人
としてそのウソを疑わないのか。
いつの時代も男と女の関係は複雑で単純で興味深い。
ということで、2回読んでよかった。もう一度読みたい。

仕事を減らす

「病気から1年経ちました」まだまだ続きます。

脳梗塞発症の原因はいろいろ考えられますが、
その根本原因はストレスだろう。ということで、
過大なストレスがかかる仕事はやめたと書きましたが、
同時に考えたのが、仕事そのものを減らすこと。

研修講師って自分自身がパフォーマンスを発揮するものなので、
他の講師に依頼するものは別物だと考えていたことをやめて、
自分しかできないと思っていた(思い込んでいた)研修も
一気に信頼できる他の講師にやってもらうことにしたのですが、
どういうことでしょう!自分でやっていた時よりも評判
良いでは無いですか!

ということで、自分自身が行う仕事を一気に減らすことができたのです。
これはストレス軽減にとても良い効果をもたらしています。
仕事を減らすことで生まれた時間を運動の時間と読書、睡眠の時間
当てることができたという直接的な効果に加えて、
自分がやらねば!という心理的な縛りから解放されたのです。
食事も自分で作らなくても良いじゃない。など、今までいかに自分自身で
自分を縛ってきたのか。

もう一つわかったことが、油断すると仕事って増えていくということ。
仕事で空いた時間を埋めたくなるんですよね。
そんな時は体を動かす!
そうすると無駄に仕事を増やさず、考えがまとまっていいアイディアが
浮かんでくるんですよね。

仕事を減らして空いた時間を楽しむことをやっと覚えました。

岩野

「ケーキの切れない非行少年たち」
2019年 宮口幸治 著 新潮選書

人材育成をしてるのに、やっと読みました。すぐに読むべきでした

「認知のゆがみ」そうですよね。見えている世界が違う。違うもの
見ている、認識している。だから伝わらない、理解されない。
研修の場面でも割と頻繁に遭遇する事象です。
この本の良いところはその事実の紹介にとどまらず、どうしたら良いのか
を著者自身の反省とともにしっかりと書かれている点。参考になります。

褒めるだけの教育、聞くだけの対応では解決しない。ではどうした
いいか、その方法を私も色々試していきたいですね。
で、もう一つ。そんな自分の認知はどうなのだろう。多分歪んでいるん
でしょうね。そんなことも考えさせられます。
みんなが同じ認識、同じように捉えていると考えることが
間違いの元なのでしょうね。

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