いつもいつでも変化の時代の中にいる/2022年9月

今、そこにあるヒント

いつもいつでも変化の時代の中にいる

まず東京マラソンに向けての報告から。
8月のランニング日数は22日、そして涼しくなった9月、
10キロ走れました!10キロ走ったのは2年ぶりくらいかも。
走れる自信が戻ってきたので来年3月の東京マラソンへの
参加を正式に決めました。その気持ちが変わらないように
アシックスの新しいシューズも購入。
9月中15キロ走。そして10月には20キロ走にチャレンジです

そんな自分の身体同様に社会も変化しているんですよね。
社会の仕組みやルール、人々の意識、モノの考え方。
毎日の変化はほんの少しでも、10年単位で見ると結構様変わり。

ここ2,3年でハラスメントの研修がかなり増えてきたのですが、
まだまだ10年前、20年前の感覚のままの人が多い。
そういう人は、「頭ではわかっているんですけどね」
とおっしゃるのですが、イヤイヤ頭でわかっていないから
そういう一言が出てきてしまうのです。
その解決のためには研修を継続すること。3年、4年と定期的に
研修を続けると確実に変わる。そう、世の中の変化と同じ。
1年では変化は見えないけれども、時間をかけると確実に変わる。

ということを、先日久しぶりに歩いた丸の内で感じました。
30年前の丸の内とは様変わりしていますね。
渋谷も10年前とは違う街のようです。

自分の老化という変化だけでなく、意識していい変化を
していかなきゃ!

【今週の1冊】

「人新世の資本論」
2020年 斎藤幸平 著 集英社新書

少し前に話題になっていたので、一応目を通した方がいいかな。
この手の本を読んでも失敗が多かったので、
ためらっていたのですが、やはり私には合わなかったようです。
主張の裏付けはない、私見による意見ばかりで提言はない
(マルクスに学べ的なことはあっても)
ということで、追加の1冊

「村上春樹はノーベル賞をとれるのか?」
2016年 川村湊 著 光文社新書

タイトルの記述はほんの少しで、大半はノーベル文学賞とは、
についての記述。川端康成と三島由紀夫の関係、や世界の文学について
とても参考になりました。これからまだまだ読みたい本がたくさん
見つかったので早速注文。

さあ、村上春樹、今年はノーベル賞取れますかね。

【今週の1本】
「フィールド・オブ・ドリームス」
1990年 監督 F・Aロビンソン  主演 ケビン・コスナー

キャッチボールって、ボールを投げ合ってるだけじゃなくて、
それが本当に楽しいんですよね。どうしてかわからないけど。
そんなことがビンビンに伝わってくる。いいなあ野球。
大谷翔平、楽しそうだもの。

忙しさの中で原点回帰

研修のピーク、まだまだ続きます。
ずっと続くからこれはピークではなく、日常になりつつあります。
そんな忙しい時だからこそ実力が試される。そしてその実力の源は
原点回帰。
今まで何をしてきたのか、どんなことを考えてきたのか、どこに行って、
誰とどんな時間を過ごしてきたのか。それが今の自分を形作っている。
その中で、その源泉を探っていくと小学生の頃、さらにもっと幼少期に
たどりつくことも。まさに「三つ子の魂百まで」です。
何か迷った時、立ち止まってしまった時、自分のその時代まで遡って
思い出すとヒントが見つかるかもしれません。いや、きっと見つかる。
そんな自分はどうかというと、恥ずかしくて今ここで言うことは
憚れますが、確かに今ここにいる自分の原点は、間違いなくその頃に
ありました。自分の根本は変わっていないんですね。ただ、様々な経験を
していくことで、その表現方法や実現の仕方が変わっているだけで。
そんな原点に帰るために、幼稚園の卒園アルバム引っ張り出そうかな。

 

【今週の1冊】

「狩りの時代」
2016年 津島佑子 著

「村上春樹はノーベル賞を取れるのか」で知った作家、津島佑子。

この本は、2016年に亡くなくなる直前まで推敲を重ね、生前には
出版に至らなかったようですね。この一冊で津島佑子はわからない。
なので、これから数冊読んでみます。
これだけ本を読んでいてもまだまだ知らないことだらけ。お恥ずかしい。
津島佑子は太宰治の娘。だからいい本を書くとは限らないし、
いくら有名な作家であったもその子孫が作家としていい作品を書く
保証はどこにもない。それはわかっていても周りは期待してしまう。
そんな環境で作家になった津島佑子はそれだけで骨があるね。

平均で語る危うさ

平均身長、平均体重、平均年収、平均勤続年数、
この4つとも平均的な幅の中におさまる人ってどのくらい
いるのでしょうか。おさまる人DMください!
多分ほとんどいないと思うのです。

人はみんなそれぞれ固有な存在だし、みんな違うし、
だから世の中面白いのに、それなのになぜか平均の数字を
出されると気になってしまう。特に平均より低い時に
(体重は除く)

全て平均的な人は、世の中に存在していないのですよね。
個別にはそれぞれが異常値。そして、それを集めると
平均になるだけと考えるとあまり意味がないことがわかりますよね

例えば星の寿命。太陽くらいの質量だと120億年。
太陽の10倍の質量の星は1,200万年、太陽の半分だと1,000億年。
宇宙の年齢は138億年なのに。と、ある一つの星を見ると平均っ
こんな感じくらい意味がないんですよね。

平均って、統計的には意味があっても一人ひとりにとって、つまり
自分自身にはほぼ意味がないことなのです。

ということで、平均の呪縛から解き放たれてみんなやりたいことを
真剣に真面目にやったらいいと思うのです。平均的な人なんて
どこにもいないんですから。

【今週の1冊】

「苦海浄土 わが水俣病」
1972年 石牟礼道子 著

子どもの頃、水俣病は身近な出来事でした。テレビで水俣病患者と
チッソや国との対立、交渉。テレビでよく報道されていました。
そして今の水俣は、とてもきれいな海を取り戻したことは知っています。

突然の難病。猫が踊るように死に始め、すぐに漁民にも同じ症状が
現れ始め、程なく熊大医学部の調査で原因がチッソの工業廃液に含まれ
ていた有機水銀ということがわかっても、企業や国はなかなか認めない。
多くの水俣市民の中には、チッソという会社側に立つ人も。
日本の高度経済成長期の入り口での出来事。

未だに企業不祥事が無くならない今こそ、風化させてはいけない出来事
であると思います。いかに人は弱いのか、共感力に乏しいのか。
考えさせられます。

情報の爆発

世の中の変化は激しい。今と昔、何が変わったのか。
ということを、オフィスのレイアウトを変更して
考えています。
デスクの位置が変わると視界に入ってくるものが
大きく変わって思考にも変化がありますね。

今と昔、特にこの20年で大きく変わったのは、
インターネットの普及とともにアクセスできる情報量が
増えたこと。その気になればさまざまな情報を入手
できるようになりました。

これによって会社の管理職の役割も大きく変わってきた
のです。会社の情報はトップが握り上から下に降りてくる。
上と下が持っている情報量の差はかなり大きく、
ヒエラルキーの下の人は、上の人に聞くしかない。
それが、インターネットとSNSの普及によって大きく
変わってきたのです。世の中の情報や業界の情報、
社会情勢は誰でもその気になれば入手できるように
なったにも関わらず、一定の社内ルートや同じメディア
(新聞など)からの情報だけに頼っていると、情報量は
増えないし偏ってくる。つまり、上司が情報量を頼りに
部下をコントロールすることができなくなったのです。

ということで、
同じ場所に留まらず、どんどん外に出よう!
世の中は広い、人生は短い!

「チェルノブイリの祈り」
1997年  スベトラーナ・アレクシエービッチ 著
松本妙子 訳

作者はベラルーシの作家。1986年のチェルノブイリ原発事故を
事故そのものではなく、周辺に暮らしていた人々を追った
ドキュメント。
原発事故(爆発)の時の描写がすごい。悲惨な書き方でなはく、
空が美しく光り、遠くからも見にきた。とか、その時の匂い
まで生々しく語られる。
チェルノブイリからベラルーシまで30キロあまり。当日の風向き
ベラルーシにも大きな被害が。チェルノブイリ原発事故の凄まじさ
ウクライナ、ベラルーシ、ロシアの関係もよく見えてきます。

もっと学ばねば。

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