本を読むことで得られること/2023年3月

今、そこにあるヒント

本を読むことで得られること

このメルマガ、読んでますよ。と感想を聞く時の8割は本のこと。
そんな会話のきっかけにもなるので本を読むって自分の大きな
利点になっていることを感じているので、ちょっとまとめてみました。

「本を読むことには多くの利点があります。以下にいくつかの例を挙げます。

知識の獲得:本には、歴史、科学、芸術、哲学、ビジネス、自己啓発など、
多くの分野の情報が含まれています。本を読むことで、新しい知識を獲得できます。

語彙力の向上:本を読むことで、新しい言葉や表現を学ぶことができます。
これにより、語彙力が向上し、より正確かつ効果的なコミュニケーションが可能になります。

脳のトレーニング:本を読むことは、脳のトレーニングになります
読書は、記憶力、集中力、想像力、思考力、論理的思考能力などを鍛えることができます。

ストレスの軽減:本を読むことは、ストレスを軽減するのに役立ちます。
読書は、リラックス効果があり、ストレスを和らげることができます。

娯楽としての楽しみ:本は、物語、冒険、ロマンス、ミステリー、ファンタジーなど、
さまざまなジャンルの物語が含まれています。本を読むことは、
娯楽としての楽しみを提供することができます。

以上のように、本を読むことには多くの利点があります。
是非、様々な本を読んで、その恩恵を受けてみてください。」

で、実はこれ、chatgptに聞いた答えなのです「」内、編集無しでコピペしています。
AIはすごい進化を遂げていますね。
だからこそ、自分の頭で考えるために本を読むことはますます重要になってくる。
そんな予感がしています。

【今週の1冊】

「労働者階級の反乱」
2017年 ブレイディみかこ 著 光文社

ブレグジットをイギリス国内から、それを現地の労働者階級の
視点で解説。日本にいてはEUのことやイギリスのこと、
そしてブレグジットの背景が全くわからないことが、よくわかる。
そもそも「労働者階級」とは何か。
そんなことも何も知らないで生きてきたんだなと。

世界は動いている。大きな流れがあり、それが小さな流れを
生んで分れ、それがまた合流して違う流れを生んで、、、。
その流れは誰も止めることはできないけれども、何かがきっかけで
方向を変える(変わる)ことができる。なんとも不思議な生き物。
意思が無いようであり、大きな意思が働いているようでもあり、
やっぱり本は面白い。

 楽しんでいこう!

やっぱり大谷って凄いね。と思わざるを得ない今日この頃。
野球を見なくなって久しいので知っている選手が少ないの
ですが、さすがに大谷は知っているし、その大谷が活躍していると
見てしまう自分がいる。そしてしっかり結果を出すから、
「ほら、俺が応援しているから!」と数千万人が思っている
のでしょうね。
そんな今回のWBCの発見はチェコですよ。みんなで楽しそうに
スポーツをしている姿って周りを楽しくさせるんだなと感化されて
しまっています。楽しそうにしているから応援したくなる。
その人の笑顔が見たくなる。悔しい時には一緒に悔しんで、
だからもっと頑張れ!と応援したくなる。そんな気持ちって
面白いですよね。

で、これは仕事も全く同じだと思っているのです。
アクシアが掲げているのは「仕事を楽しむ」
それでいいんだ!とチェコの野球と大谷を見ていて思いを強くしました。

「楽しんでいこう!」

【今週の1冊】

「脳が壊れた」
2016年 鈴木大介 著 新潮新書

41歳で脳梗塞になり、リハビリを経て復帰したルポライター
鈴木氏の自伝。まあ、自伝というか脳梗塞を発症した自分を
取り巻くあれこれがまとまっている。
なぜ発症したのか、発症したらどうなるのか、家族は?仕事は?
人間関係は?などなどなってみないとわからない、なった人でない
書けないエピソードの数々。決して大袈裟でもなく事実を淡々と
しかし、泣けて笑えて。という内容。
自然災害もそうですが、いつ何が起こるわからない日々、
毎日を楽しく充実させることが一番ですね。

さあ、ちょっと美味しいものを食べて、楽しい会話をして
幸せな気持ちでベッドに入れたら素晴らしい一日だったと
思えるようになろう。

 昭和のおじさん

先週は、久しぶりに。多分10年ぶりくらいに野球の試合を
最初から最後まで見ました。
レベルの高い真剣勝負は時間を忘れて引き込まれますね。
・・と、数ヶ月前にも思っていました。
そのサッカーワールドカップは4ヶ月前。
1年の間でこんな試合をたくさん見れるって幸せですね。
そして、サッカー同様、野球も20代の若者が大活躍!頼もしい。

それに引き換え昭和のおっさんはダメですね。
偉そうだし、人の話聞かないし、すぐハラスメントするし。

いやいや、そうじゃないよね。
ということがWBCでよくわかりました。
若手を信じてみんなが能力を引き出せる環境を作ったのは
61歳昭和のおじさんど真ん中の栗山監督。
世代でレッテル貼ることの意味がないことを教えてくれました。

見るべきは一人ひとり。
「最近の若者は・・」という人の話は聞かないようにしているんですが、
それは、世代とか性別でものごとを語る人は
思考停止していることが多いから。
思考停止していると、今目の前で起こっていることが
目に入らないし、人の助言にも耳を貸さない。
ということで、時代の変化に耳を傾けてみようっと。

【今週の1冊】

「レディ・ジョーカー」
1997年 高村薫 著 毎日新聞社

題材は、「グリコ森永事件」
この事件は1984年。もう40年も前になるのですね。
ちょうど就活の時だったので、企業選びにも大きく影響
していたことを思い出します。グリコ森永事件の犯人は
「かい人21面相」でした。

さて、このレディ・ジョーカー。とても読み応えありました。
冒頭の交通事故、そして運ばれた病院はすぐ近く。ということで
入り込み。誘拐されるビール会社の社長は58歳。さらに、、。
ということで接点が多くて至る所で感情移入しながら、
自分だったらどう考える?どう行動する?と思いを巡らせるから
なかなか先に進めない。
これが読書の醍醐味。書いてある言葉をきっかけに自分の頭で
物語を作り、それが動きだす。
大企業の役員会の意思決定や役員が抱えている悩み、孤独、
あの人に読んで欲しい、この人に感想聞きたい。といろんな
人が頭に浮かんでくる。

これを映像にするのは難しいだろうな。自分なら、どこに
フォーカスして映像化するだろうかと考えるのも楽しい。
犯人グループを中心に描くか、日の出ビールか、それとも警察か。
新聞社はないな。マスコミのメンタリティはどうしても共感
できない。闇を暴くジャーナリズム魂などと言いながら、
本当の悪には踏み込まず逃げるだけ。特落ちを怖がる神経も
よくわからない。

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