要約してくれるからわかること/2026年6月

今、そこにあるヒント
@キリンビールの工場見学

要約してくれるからわかること

気候がいいと体が嬉しい。体が嬉しいとじっとしているのが
もったいない。この感覚があるからAIには負けないぞ!
と対抗意識を持っていることがもう負けているのかも。
そんなAIに負けないように最近わかりやすく書いたり話せる
ようになるためにどうしたらいいかを考えているのですが、
その一環で参加したセミナーの一コマ。
私の発言を同じグループの人が要約してくれたのですが、
なんとまあそれが素晴らしい。自分が言ったことなのに、
(自分が言ったことだからこそほぼ無意識)それを受け止めた人が
翻訳して要約した内容がとてもわかりやすくて感動。
AIを使っているのもそんなところにあると感じているんだけど、
生身の人はちょっとしたニュアンスまで翻訳してくれるから
やっぱり違う。声のトーンとか表情とかそういうことまで
全体を受け止めてからの翻訳、要約。これとてもいい。
気候がいいと感じ方もポジティブになるのかな。
【今週の1冊】
「ノーマンズランド」 2020年 誉田 哲也
ストロベリーナイトシリーズって言っていいのかな。
警視庁捜査一課姫川班の事件簿。これ、私の頭の中では、
ドラマのイメージが離れないから、姫川玲子はまんま竹内結子で、
それしか考えられないし、勝手に映像化していて小説を
読んでいるのかドラマを見ているのかわからなくなる。
本当に小説家はすごいと思う。人の頭を使っていい仕事する
なんて天才かよ。
いくつかのストーリーが絡み合っていきながら、一つは終わって、
一つは続く。それもまた憎い構成。続編を読むしかないじゃん。
で、完結するストーリーは、北朝鮮の拉致。そうだよね。
北朝鮮の拉致って終わった事件ではなく、継続しているし、
新しい拉致被害者が生まれている出来事。
私に何ができるのだろう・

吐き出してからじゃないと吸えないよ

最近体調が良く血圧が下がってきました。
その一方で立ちくらみを感じることがある。立ちくらみの時って息が
苦しくなる。息が苦しくなると慌てて息を吸うと逆に息を
吸いにくくなってもっと頭がクラクラして、視界がぼおーっと怪しくなる。
そんな時は、まずゆっくり息を吐く。吐き切ると自然に息が入ってきて
呼吸が楽になって視界が戻って立ちくらみも解消。
スイミングの呼吸も同じだった。
長い距離が泳げなくて苦労していたときは、とにかく呼吸、息継ぎが辛くて、
いかに吸うかを考えていたけど、水中で息を吐き切ることができるようになったら
あら不思議。一気に長距離泳げるようになった。吸うことより、先に吐くこと。
何か新しいものを入れるためには、まず今あるものを吐き出して
新しいことができる余裕、空白を作ることから。
管理職の研修プログラムで気をつけていることはそれ。管理職研修の
多くは、あれもやりましょう、これもやりましょう。そのやり方は、、。
ということが多いのだけれど、まず今やっていることをやめる、手放す、
抱え込み過ぎた責任を他の人に委ねること。
そうやって整理しないと時間的にも心理的にも無理だよね。
「何を始めるか」ではなく、「何をやめるか」
それができたら次に進もう。
【今週の1冊】
「砂上」2020年 桜木紫乃
本を書くということ。それは自分の人生を切り売りすること
なのか。売れる本を書くということは、マーケティングに
徹することなのか。さて。
これだけ本を読んでいても私には小説は書けない。という
ことはわかっている。だって才能ないもん。
では、他のジャンルは?それなら少し可能性あるかも
しれないけれども書かない。だって好きじゃないから。
そんなこんなを考えてしまいました。
ということで、2冊目
「スプートニクの恋人」 2001年 村上春樹
軽ーく読める村上春樹。7月に新刊が出るらしいので、
これから1ヶ月。ハルキストになるかも。

ときめく時間

今年の6月は涼しい気候が続いていい感じ。
まあまあ雨も降るけれどそれも良し。
とにかく暑いの苦手です。蒸し暑いと動きたくなくなるし、
ちょっとブルーな気分になってしまう。それではいけません。
ブルーな気分を解消するにはときめくこと。ときめく時間を作らないと。
ときめくっていいですよね。とトキメキながら考えている
ということはそんな時間が増えているのかな。
仕事で新しいテーマのことを考えたり、どこか初めての
場所に行ったり、新しい集まりに参加したり、初めての
作者の本を読んだり。
こうやって書いてみると、新しいこと、初めてのことに
心がときめいているんですね。
この先何があるかわからない、いいことがあるのか、
もしかしたら良くないことかも、、、ドキドキ。
そんな未知との遭遇を楽しめるのがいいのかも。
ということで、ドキドキしながらときめく夏になるかな。
【今週の1冊】
「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」
 2013年 村上春樹
予言通り、村上春樹月間始まってしまいました。
どっぷりたっぷり7月3日の新刊発売まで村上春樹。
「多崎つくる」も新刊発売すぐに読んでいますが、
その当時の印象ははっきり言ってあまりパッとせず、
再読していませんでしたが、それから13年、私も人生を重ね、
本も熟成されてとても心に響くものになっていました。
主人公は30代半ば。この13年の間に多崎つくると年は離れて
いっているのにとても共感できるようになったのは、
当時はまだ精神的に幼かった?経験が足りなかったのか。
再読してよかった。いかにも村上春樹ワールドではあるけれど
生活感が近いというか、うーんわかる、わかるよ。
ということで来週も村上春樹、かな。

余白とか雑音とか余韻とか

サッカーW杯、楽しい。オランダと引き分けてチュニジアに勝って
決勝トーナメント進出(多分)。まだまだドキドキが続きます。
前回のW杯は、集中治療室で様々なモニターに囲まれて深夜に一人、
ドイツ戦をみていたのが懐かしい。あれからよく復活したものです。
さて、そんな試合をテレビの画面を通して見ていますが、
現地で観戦するのとは全く違う体験ですよね。よく書いていますが、
音、風、温度、湿度、匂い、、、その他たくさんの感覚全体を
感じるのが現地。試合の様子をテキストに書くとほんの数行。
結論から書けと言われたらたったの一行。試合って結論じゃないですよね。
サッカーは全然詳しくないけれど、今回の試合はとても面白い。
流れとか勢いとか雰囲気とか。
それってたくさんの余白があるから生まれてきているんじゃないかな。
効率を求めたら決して生まれない無駄だけど大事なものがその源。
日常の何気ない会話や接触や、ただ同じ場所にいて、同じものを食べて
同じ空気に包まれているから大事な瞬間に同じ方向を向ける強さ。
意味のない時間を過ごして生きている幸せを噛み締めよう
【今週の1冊】
「国境の南、太陽の西」
1995年 村上春樹
ということで村上春樹月間。これまでも定期的に村上春樹に浸りたく
なる時期があったけれど1ヶ月まるまるはなかった気がする。
こうやって集中するのはなかなか良いですね。2月後半から3月の
三島由紀夫月間もよかったのですが、定期的に浸りたい作家がいて、
いまだに新刊を出し続けてくれるのは幸せなことですね。
で、「国境の南、太陽の西」。先週再読した「色彩を持たない・・
と同じ系統。異次元に飛ばないし、羊も出てこないし、地下にも
潜らない、井戸も出てこない。
それでも全編村上春樹。自分勝手で都合よく進むストーリー。
そんな世界に共感してしまうってなんでしょう。
来週はさらに初期に遡ります。

能の世界

とあるキッカケで能にハマりつつあります。
元々村上春樹の世界観って能とリンクしてるよね。と勝手に
思っていたので見れば見るほど面白い。まだYouTubeですけどね。
単調だと思っていた世界が全然そんなことはなく、静かな場面が
単調に続いて睡眠を誘う時間から一気に盛り上がって踊り出す。
そんな感じを舞台を観ながら頭の中で想像、空想の世界が動き出す。
だって能面が表情豊かに見えるんですから。
知らない世界は本当に面白い。そして、少し知っている世界が
少しづつ繋がっていくことで深まっていく喜び。良いですね。
ということで、夏はどこかで薪能を観てみたいですね。
【今週の1冊】
「風の歌を聴け」    1979年 村上春樹
「1973年のピンボール」 1980年 村上春樹
まだまだ続く村上春樹月間。好きな作品は「ダンス・ダンス・ダンス」
だったり「海辺のカフカ」「ねじまき鳥クロニクル」辺りなので、
スターウォーズのep1.2的な存在、というかまさにデビュー作。
若々しくで瑞々しくて荒削りな中に、その後の村上春樹が溢れてる
からサッと読めるけど楽しめる。変わらないよね、村上春樹。
どこを切り取ってもどこから読んでも村上春樹。長続きする秘訣は
これだよね。
何も変わらない。けれども古くない。けれどもチャレンジして変化
している。だから安心して楽しめる。
ノルウェイの森、違う監督でもう一撮ってくれないかな。と思ったけど、
あの映画は頭の中のイメージと全然違うからよかったんだね。
イメージそのものだったら小説読む時の楽しさがなくなっちゃう。
ハリーポッターがイメージ通りすぎて、小説読んでも映画の枠を
越えられなくなったからね。

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