上野~ゴッホ展と韻松亭~

街歩き

今年の秋は穏やかに晴れた日が多く、仕事をしていても外を見ると
どこかに遊びに行きたくなります。コロナも嘘のように影を潜めていますしね。

そんな11月。とても久しぶりに美術館へ行きました。
上野の東京都美術館のゴッホ展です。
上野も美術館も2年ぶりくらいかもしれません。
JR上野駅の公園口はまったく変わっていました。
以前の場所から北に移動し、前面の車道がなくなり、
改札から一直線で公園へ行けます。

駅構内にあった美術館チケット売り場も休業(なくなるのでしょうか)
公園口左側に続いていたにぎやかな飲食店もなくなっていました。
そのあたりから出ていたパンダバス、無料で浅草などまで回れる
かわいいバスも終了したようです。
これは復活して欲しい・・

ゴッホ展の予約はスマホから1週間前にしました。
それくらいですと、平日は好きな時間を選べます。
上野の美術館の人気企画展は、コロナ前は混んでて混んでて平日でも大変なこともありました。
この先もこの程度の予約制を続けてくださったら、落ち着いて鑑賞できてありがたいです。

この程度の人出。修学旅行生のような団体も!

動物園のほうも予約制のようでしたが、こちらは、長い列ができていました。
平日なのですが、人気ですね。

さて、ゴッホ展。
世界最大の個人収集家ヘレーネ・クレラー・ミュラー(1869-1939)の
コレクションです。今でいうと主婦ということ? すごい目利きそして財力ですね。
無名のゴッホを見出したのですから。といってもゴッホの死後に、ですが。
ゴッホが油絵を描く前の段階からの素描などもあり、
その生涯の変遷がとてもよくわかる展示でした。
ゴッホのような天才も色々と試行錯誤し、移り住み、テーマを変え、交流し
たぶん苦しんでいたのだろうと、その精神性に思いを馳せてみました。
クレラー・ミュラー美術館のあるオランダにも行ってみたいです。
ヨーロッパにはいつ行けるようになるでしょうか。

いや、良かったです。今年の秋は、ショパンコンクールで入賞した日本人ピアニストに魅了され
ゴッホ展で癒され、芸術に触れられて豊かな気分を味わっています。

さて、ゴッホ展の後のランチは上野公園内にある、「韻松亭」を予約しています。
少し時間があるので、公園内散策しました。
その韻松亭の隣には「花園稲荷神社」
縁結び

その奥には「五条天神社」健康の神様
そこを抜けて不忍池「不忍池弁天堂」へ・・

にょきにょき立ってる上野のタワマン、左からブリリア、パークタワー、クレヴィア、シティータワーで合ってます?
お池の中の島にうかぶお堂といえば、鶴岡八幡宮の「旗上弁財天社」を思い出しますが
どちらも七福神の1人である「弁財天」をお祀りしているのですね。
弁財天坐像は、それぞれ東京国立博物館、鎌倉国宝館、にあるそうですよ。

ようやくランチの時間になりました。
韻松亭。食べログの名店100店の中にはいっていました。
明治7年に建てられたとか。関東大震災も戦禍も逃れたのでしょうかね。
開店前の歴史を感じるたたずまいです。

ほっこりした懐かしい気分になります。
開店後は最小限の灯りがともり、より素敵になりますね。


玄関のベンチに座り案内されるのを待ちます。
ちょっと忍者屋敷みたいな、何階建てかわからないような
階段をのぼり、大きな広間へ案内されました。
わくわくする瞬間です。
色々なお部屋があるようで、、まったく違うジャンルとは思うのですが、横浜「月」を思い出した私でした。

さて、今日予約していたお料理は、花籠膳 月

ひとつひとつ丁寧に作られた煮物、焼き物、
薄味のごま豆腐の茶わん蒸し大好き!
お豆ごはんは誠に滋味深く
おまめのほんのり塩味とごはんの甘味が絶妙。

竹筒に入った寄豆腐、生ゆば、揚げ出し豆腐、松風、おから、
お茶もおからのお茶、お豆をとことん使ったお料理です。
最後は、緑の濃い笹巻き麩万頭!
とっても満足なランチでございました。

韻松亭を出たあとは、上野東照宮へ。
ぼたん苑は10月中はダリア園になっていたそうですが、
終わっていて残念。

ぼたん苑前の寄せ植えの中のかわいい子たちがなぐさめてくれました。

上野は、美術館博物館、そして動物園もあり、イベントもほぼいつもやっていますよね。
今回は、灯りのイベントでした。残念ながら夜まで居なかったので、見ることはできませんでした。

紅葉や桜、蓮池など、いつ行っても楽しめる場所ですね。
また、リフレッシュをしに上野へ行きたいです。

 

 

 

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