痴人の愛

小説

「痴人の愛」 谷崎潤一郎
初出 1924年(大正13年)
平成31年 新潮文庫 137刷

痴人の愛。一度読んでみたかった小説でした。一気読み
していまいました。全く古さを感じない描写、不思議です。
激動の大正時代。その空気感に溢れているからでしょう。

明治と昭和の間に挟まれた大正時代。体制、文化、思想が
大きく変化し、もしかすると今よりも自由闊達で多様性に
溢れていた?とも感じさせられます。

「都市の空気は自由にする」

という言葉を思い出してしまいました。

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